英メディア選定「プレミア史上最強助っ人」、MF 1位は? 「驚異の選手」も賛否割れる
選外にはカンテやマケレレの名前も…
識者の一人である元オランダ代表MFルート・フリット氏は、「ヴィエラのおかげで、アーセナルの中盤を突破するのは、非常に困難だった」と、当時のヴィエラ氏の存在感を語った。また、長年プレミアの取材を続けるロリー・スミス氏は、3位のヴィエラ氏と2位のシルバを比較している。「長年、ヴィエラをモデルとして手足が長くて身長が高く、力強くてタフな選手が好まれてきた。シルバはそうした能力を何一つ持ち合わせていないが、10年近く活躍している。レベルを落とすことがなかったし、セスクの最多アシスト記録更新にも近づいている」と、シルバがプレミアにおけるMFのモデルを変えたことを主張した。
1位になったロナウドに対しては、意見が割れた部分もある。元イングランド代表FWのシアラー氏は、「彼は驚異の選手。マンチェスター・ユナイテッドで最高の結果を残し、レアル・マドリードでさらに偉大なことを達成している」と、史上最高の選手の一人と称されるロナウドを称賛していた。しかし、スミス氏は「プレミアリーグが輩出した史上最高選手であることは間違いないが」と前置きをして、「レアル・マドリードでチャンピオンズリーグを4度制覇したロナウドと、我々がプレミアリーグで見たロナウドは同じではない」と、プレミアから去った後で変化したプレースタイルについて念を押していた。
また、最終候補の3選手から漏れた選手では、シアラー氏がレスター・シティとチェルシーでリーグ制覇を達成したMFエンゴロ・カンテと、驚異的な技術を持っていた元フランス代表MFダビド・ジノラという2人のフランス代表MFを挙げた。また、スミス氏は元コートジボワール代表で、シティで活躍したMFヤヤ・トゥーレ、チェルシーの中盤で「マケレレロール」という造語ができるほどの存在感を示したMFクロード・マケレレ氏の名前も挙げていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)