「持ってなかった」 浦和DF山中、渾身の“ロベカル彷彿FK”がクロスバー直撃で悔恨
FC東京戦は後半37分から登場 25m強の位置から左足を振り抜き、無回転FKを放つも…
浦和レッズのDF山中亮輔は30日のJ1リーグ第5節、ホームでのFC東京戦で途中出場すると、試合終了間際にDF森脇良太のゴールをアシストして1-1の引き分けに持ち込んだ。前節に続くビハインドの状態からのアシストに加え、クロスバー直撃の強烈フリーキックでも埼玉スタジアムの観衆を沸かせた。
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浦和は後半30分にFC東京に先制を許した。その直後のタイミングでオズワルド・オリヴェイラ監督は2枚替えを決断。山中は同37分にFW杉本健勇とともにピッチに送り込まれた。
するとその5分後となった後半42分、浦和が中央からやや左サイド、ゴールから25メートル強の位置でFKを獲得するとキッカーを担当。山中は助走や弾道も元ブラジル代表DFロベルト・カルロスを思い起こさせるような弾丸シュートがゴールを襲うと、無回転でブレたボールはわずかに落ち切らずにクロスバーを直撃してゴール下に跳ねた。驚異の一撃だったが惜しくも決まらず、山中は「蹴った瞬間に入ったと思ったんですけど。あれで入っていればもっとインパクトを残せたので、持ってなかった」と悔しがった。
それでもアディショナルタイム4分の表示が残りわずかとなったラストプレーで、山中はブラジル人MFエヴェルトンからのパスを左サイドで受ける。ゴール前には杉本とFW興梠慎三が走り込んだが、「対面する室屋(成)選手がそのコースを切っていた」と判断すると、その後ろのスペースをルックアップ。そこに優しいパスを通し、逆サイドから進出した森脇の同点ゴールをアシストした。山中は前節のセレッソ大阪戦でも0-1のビハインドで投入された直後に興梠の同点ゴールをアシストしていただけに、2試合連続でチームの苦境を救った。
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