17歳・久保建英、“切り札起用”に自己評価 「より攻撃に直結するプレーができた」
アウェーで勝利に肉薄も…「チームを勝利に持っていけなかった」と反省
FC東京のU-22日本代表MF久保建英は、30日のJ1リーグ第5節アウェーでの浦和レッズ戦で後半17分から途中出場すると、巧みな駆け引きから先制ゴールを演出した。しかし、チームが試合終了間際に追いつかれて勝利を逃したことで、「チームを勝利に持っていけなかったので、そこはあまり評価できない」と厳しい自己評価の言葉を残している。
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リーグ開幕から4試合連続スタメン出場していた久保だが、浦和戦はベンチスタート。長谷川健太監督は「U-22代表で、40度近いミャンマーでスタメンは1試合とはいえ3試合出場していた。今日を入れると2週間で4試合になる。彼は元気ではあったものの、90分持つとは言い切れない。A代表に行った2人も小さな怪我を抱えている不確定要素もあったので、勝負どころのどこかで入れようと。その期待には応えてくれた」と、起用の意図を話した。
後半17分に投入された久保は、これまでのサイドハーフではなくFW永井謙佑との交代で前線に入った。FWディエゴ・オリヴェイラの周囲を動くような形でプレーすると、後半30分、バイタルエリアの浮き球で相手と駆け引きして巧みに前を向き、「ヘディングだと届かないと思って、その時に食いついていたのが見えたので裏に出しました」と左サイドにスルーパスを供給。それをMF東慶悟がゴール前にフワリと浮かせ、オリヴェイラがヘディングでゴールを奪った。
FC東京はこのゴールが決勝点になるかというところまで浦和を追い詰めた。しかし、アディショナルタイム4分が表示されたなか、試合のラストプレーとなった攻撃で浦和のDF森脇良太に同点ゴールを奪われ、1-1の引き分けとされて勝利を逃した。それだけに「4分というのは見ていたので、その長い時間のなかで3分くらい経過しただろうというタイミングで、ディエゴと一緒に下がっても良かったかもしれない。チームを勝利に持っていけなかったので、そこはあまり評価できないですね」と、厳しい自己評価を下した。
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