移籍騒動で信用失墜のオーストリア代表FW、ファンに異例の“直電”敢行の理由とは?

ウェストハムFWマルコ・アルナウトビッチ【写真:Getty Images】
ウェストハムFWマルコ・アルナウトビッチ【写真:Getty Images】

アルナウトビッチがSNSを通じてサポーターと交流 移籍志願の顛末を詳細に説明

 ウェストハムのオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが、ファンへの“直電”にトライして話題を呼んでいる。背景には失ってしまったファンの信頼回復という狙いがあると、英紙「ザ・サン」が報じた。

 アルナウトビッチは2017年、当時のクラブ史上最高額となる移籍金でストークから加入。ウェストハムでの2シーズン目を迎え、ファンからは「カラフル・アーニー」の愛称で親しまれていたが、今冬の移籍市場で中国1部・上海上港から届いた週給30万ポンド(約4300万円)のオファーを受けるようクラブに直訴したことで、ファンからの信頼を失ってしまった。

 そんな状況を打開すべく、アルナウトビッチは自身のインスタグラム上で選ばれたファンにメッセージを送付。彼らに直接電話を掛け、気軽な会話をかわしつつ、移籍騒動の際に何があったのかを詳細に説明したという。

 プレーで信頼を回復したくとも、現在のアルナウトビッチはチーム内での序列も下げられ、出場機会が減少。1月5日のFAカップ3回戦・バーミンガム戦(2-0)以来、得点もできていない。ピッチに満足に立てない状況のなか、アルナウトビッチが選んだ策が“直電”だったというわけだ。

 移籍を志願していたアルナウトビッチだが、最終的には3年間の契約延長にサイン。再び信頼を得てウェストハムで戦っていくために、異例とも言える方法でサポーターとの交流を図った。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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