リーグ参戦23年目の陥落 J2降格の清水社長が認める「3つの失策」とは?

早急に中期的指針を打ち出すことを約束

 昨季途中に求心力を失っていたアフシン・ゴトビ監督を解任し、クラブOBの大榎克己前監督を招聘。規律重視のサッカーから人とボールが流動的に動く攻撃サッカーへと舵を切ったが、目指す戦術は確立できず。7月にJ2大分の監督を解任されたばかりのクラブOB田坂和昭氏をコーチとして招き入れ、わずか1ヵ月後に大榎氏の辞任によって監督に就任するという、ドタバタの人事もチームの悪い流れを加速させた。今後は明確なチームコンセプトを打ち出し、それに沿った監督の人選を進めることになるという。

 クラブのトップが降格の翌日に、3つの反省点を掲げた清水は、来季のJ2を勝ち抜き、J1へのスピード復帰を果たすことができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング