「どうしてパパを…」 代表でタイトルと無縁のメッシ、愛息からの“素朴な疑問”を告白

アルゼンチン代表ではタイトルに恵まれていないFWメッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表ではタイトルに恵まれていないFWメッシ【写真:Getty Images】

祖国から浴びせられる批判について言及「アルゼンチンを背負ってプレーする野心がある」

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、バルセロナでは数々の栄光を味わってきた一方で、アルゼンチン代表では決してタイトルに恵まれていない。そのギャップもあり、祖国アルゼンチンの人々はメッシに対して批判を浴びせてきた。ブエノスアイレスのラジオ番組「FC Club94.7」に出演したメッシが語った言葉を、スペイン紙「マルカ」が伝えている。

 アルゼンチン代表は現在、今年6月にブラジルで開催されるコパ・アメリカに向けて準備を進めている。そこで待望のタイトル獲得が期待されるメッシは、これまでアルゼンチン代表の一員として浴びてきた批判について言及した。

「代表で、何かを勝ち取りたいと切望しているんだ。(ロシア・ワールドカップ後)代表に復帰して、すべての大きな大会に出場したいと思っている。僕が代表に戻るという決断を下した時、僕の判断を批判した人はたくさんいた。6歳になる僕の息子には、『パパ、アルゼンチンの人々はどうしてパパを酷評するの?』と聞かれたくらいだからね。息子には、それはひと握りの人の話だよと伝えた。アルゼンチンを背負ってプレーする野心があるし、それを誰かに証明する必要はないと思っている」

 2015年のコパ・アメリカ後に一度は代表引退を発表したメッシ。ロシア・ワールドカップ後にもしばらく代表活動には参加していなかったが、6月のコパ・アメリカに臨むアルゼンチン代表に復帰した背景には、リオネル・スカローニ監督と話し合いを持てたことが大きかったとも明かしている。

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