浦和、DF森脇の劇的同点弾でドロー FC東京は途中出場の久保が先制ゴール演出も…
FC東京、敵地でのリーグ戦で2003年以来となる勝利はお預け
浦和レッズは30日のJ1リーグ第5節で首位のFC東京をホームに迎え撃ち、試合終了間際のラストプレーでDF森脇良太が同点ゴールを奪い、1-1の引き分けに持ち込んだ。
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浦和はこの試合がJ1通算200試合出場のFW武藤雄樹とDF青木拓矢が昨季最終盤の天皇杯での負傷から復帰し、今季初の公式戦出場。オズワルド・オリヴェイラ監督は昨年6月のルヴァンカップ・ラウンド16のヴァンフォーレ甲府戦以来となる4バックを導入した。一方のFC東京はU-22日本代表のミャンマー遠征明けのMF久保建英をベンチスタートにして臨んだ。
前半は浦和がボール保持率を高めたものの、敵陣深くまで入り込むには至らず。一方のFC東京もブロックを構築しての守備からのカウンターを狙ったが効果的な攻撃はできず、両者ともにペナルティーエリア内に入れない膠着した時間が流れ、0-0でハーフタイムを迎えた。
浦和は前半終了間際に接触プレーで足を痛めたMF柏木陽介に代え、MFマルティノスを後半のスタートから投入。中盤の並びをトップ下のいない4枚の横並びに変更した。前半よりはともにゴール近くまで入り込める場面が生まれ、試合のスピード感が上がった。
FC東京の長谷川健太監督は後半17分にFW永井謙佑に代えて久保を投入。すると同30分、バイタルエリアで相手との駆け引きでうまく前を向いた久保は左サイドに丁寧なスルーパス。それを受けたMF東慶悟が柔らかい左足クロスを送ると、FWディエゴ・オリヴェイラが頭で合わせて貴重な先制ゴールを奪った。
浦和は残り10分でDF山中亮輔とFW杉本健勇を2枚替えで送り込んだ。すると、アディショナルタイム終了間際、山中のラストパスをDF森脇良太が蹴り込んで同点。土壇場の一撃で浦和が1-1の同点に追いつき、直後にタイムアップ。FC東京はリーグ戦のアウェー浦和戦での2003年以来の勝利を目前で逃した。
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(FOOTBALL ZONE編集部)