バルサファンが選ぶ史上ベストゴールは? メッシが上位独占、1位に選ばれたのは…
メッシの“5人抜き”再現弾が圧倒的1位 マラドーナ氏彷彿の一撃が45%を獲得
バルセロナの公式企画として行われてきたクラブ史上ベストゴール投票企画の最終結果が発表され、2006-07シーズンのスペイン国王杯準決勝第1戦のヘタフェ戦(5-2)でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがマークしたドリブルでの独走弾が圧倒的な得票率で見事1位に輝いた。
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これは「Best Goal Ever」と題され、クラブ史に残る最高のゴールをファン投票に寄って決めるというもの。昨年12月から約3カ月間をかけ、累計50万票を集める壮大な企画となった。
ノミネートされたのは全64ゴール。デュエル形式で投票が行われ、得票数の多いゴールが次ラウンドに勝ち進んでいき、最終的に残ったトップ4の中から一つを選ぶ最終投票が1週間かけて行われていた。
そして、その頂点に立ったのが06-07シーズンの国王杯準決勝第1戦のヘタフェ戦でメッシが見せた“5人抜き”の再現弾だ。
右サイドのハーフウェーライン付近でパスを受けたメッシはトラップ直後に2人のDFを細かいステップで抜き去り、そこから一気に加速した。追いすがるDFのスライディングもかわし、鋭い切り返しで前に立ちはだかった2人の間をするりと抜けてペナルティーエリア侵入に成功。飛び出したGKも難なくかわし、右足のシュートでフィニッシュを飾った。
このゴールは1986年のメキシコ・ワールドカップで元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が披露した5人抜きと酷似しており、メッシが伝説の再来となったと大きな話題呼んだゴールだ。最終4候補の投票でも45%という圧倒的な得票率を獲得して、バルサ史上最高のゴールに選ばれた。
トップ4の内3つ、それも上位3傑がメッシのものとなった。惜しくも2位となったのは14-15シーズンのアスレティック・ビルバオ戦で決めたゴール、3位には10-11シーズンに宿敵レアル・マドリードとのクラシコで決めたゴールがランクイン。いずれもヘタフェ戦のゴールと同じく、メッシの代名詞とも言えるドリブルでの単独突破から生まれたスーパーゴールだった。
トップ4で唯一メッシ以外のゴールとなったのは2016-17シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の第2戦、パリ・サンジェルマン(PSG)相手に大逆転勝利を決めた試合で生まれたMFセルジ・ロベルトのジャンピングボレーだった。
メッシには「Best Goal Ever」のトロフィーが送られている。バロンドールなど多くの個人タイトルを獲得してきたメッシのトロフィーコレクションに、また新たな一つが加えられた。
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