“勝率73.7%”で手にしたマンU正式監督の座 スールシャール「夢見ていた仕事」
3年契約を締結とクラブが発表 就任から公式戦19試合を14勝2分3敗
マンチェスター・ユナイテッドは28日、暫定監督として昨年12月から指揮を執っていたオレ・グンナー・スールシャール監督と3年契約を締結し、正式監督に就任したと発表した。
現役時代もユナイテッドでプレーし、1999年にはプレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグの三冠達成に貢献したスールシャール監督。母国ノルウェーのモルデで指揮を執っていた最中、ジョゼ・モウリーニョ前監督の退任を受けて古巣の再建を託されていた。
就任から公式戦19試合での成績は14勝2分3敗。「勝率73.7%」と好成績を残したことで首脳陣から高い評価を受け、暫定監督から正式監督へと“昇格”を果たすことに成功した。
ノルウェー人指揮官は公式サイトを通じ、「いつも夢見ていた仕事。このクラブを長期にわたって指揮するチャンスを得られたことに信じられないほど興奮している」と喜びを爆発させた。
ユナイテッドのエド・ウッドワードCEOも、「オレ(スールシャール)が残した結果がすべてを物語っている」と文句なしの成果を挙げたと語り、選手にとって模範的な存在だと絶賛した。
2013年に伝説の名将アレックス・ファーガソン氏が退任して以降はリーグタイトルから遠ざかり、モウリーニョ前監督の約2年半が最長政権となるなど指揮官が定着することはなかった。クラブのアイデンティティーをよく知るスールシャールは、監督としても“赤い悪魔”で成功を収めることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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