ポグバとグリーズマンの“3Dワンツー”に脚光 EURO公式「ループパスとボレー、どっちが良い?」
EURO予選で幸先良く連勝したフランス ポグバとグリーズマンのホットラインに脚光
フランス代表は現地時間25日、欧州選手権(EURO)2020予選グループH第2節で、アイスランド代表と対戦し4-0で勝利を収めた。22日に行われた第1節モルドバ代表戦(4-1)から幸先良く2連勝を飾ってグループ首位に立つなか、EURO2020公式インスタグラムは初戦で生まれた世界王者の美しいゴールに注目している。
22日からヨーロッパ各地でEURO2020予選が始まった。グループHに所属するワールドカップ覇者のフランスは、現地時間22日の第1節でモルドバと対戦。アトレチコ・マドリード所属FWアントワーヌ・グリーズマンの先制弾を皮切りに、敵地で4得点を挙げ4-1と快勝した。
チームを波に乗せるグリーズマンの一撃は、MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)とのホットラインから生まれたビューティフルゴールだったが、EURO公式インスタグラムがこのゴール動画を投稿し、華麗な連係に脚光を当てている。
前半24分、右サイドのDFベンジャマン・パバールからパスを受けたグリーズマンが相手2人を引きつけて、ペナルティーアーク手前にいたMFポール・ポグバに横パスを送る。ポグバがミドルシュートを狙うように大きく踏み込み相手を引きつけてから、最終ラインの裏を狙ってチップキック。絶妙なループパスは斜めにゴール前へ走り込んだグリーズマンの元へ届き、空中を使った“3Dワンツーパス”が完成。抜け出したグリーズマンは落ちてきたボールを左足のボレーで合わせて、先制点を生み出した。
「ポグバのパス、グリーズマンのボレー、どっちが良い?」と綴られた投稿のコメント欄には、「両方とも究極を超えている」など両者のプレーを称えるコメントが多く見られる。だが、「ポグバのチップキックがベストだ」「ポグバの崇高なパス」「パスなしでゴールは生まれなかった」と、若干ポグバのループパスを推す人が多いようだ。一方で、「グリーズマンのランニング」とコメントし、ボレーシュートよりもオフ・ザ・ボールの動きを褒める人もちらほら見られた。
ポグバとグリーズマンは、ともに世界最高峰のトッププレーヤーとして地位を確立しているが、その実力を見せつけるかのようなワールドクラスの連係弾を生み出していた。