チェルシー、18歳新星FWの放出容認か 態度軟化で移籍金62億円超に設定と独報道
イングランド代表デビューを果たしたハドソン=オドイにビッグクラブが注目
今年1月の移籍市場で、チェルシーに所属するU-19イングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイは、大きな注目を集めた。ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンは18歳の獲得を目指し、4度のオファーを提示したもののチェルシーは移籍を認めなかった。しかし、ここに来てチェルシーは態度を軟化させ、彼らの求める移籍金を支払えば、将来性豊かなアタッカーの放出を認めると、ドイツ紙「ビルト」が伝えている。
チェルシーの下部組織で育ったハドソン=オドイだが、トップチームでは多くの出場時間を得ることができていない。バイエルンは彼の引き抜きを画策し、1月にチェルシーに獲得のオファーを送った。ハドソン=オドイには出場機会だけではなく、今季限りでの退団が決まっているFWアリエン・ロッベンが付けている背番号10を継がせることも伝えてあったという。そうした条件を受け、ハドソン=オドイはチェルシーに対して移籍を要求したが、最終的には許可が下りなかった。
その後、バイエルンだけではなく、ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールといったビッグクラブも、ハドソン=オドイの獲得に乗り出したと報じられており、夏の移籍市場では再び18歳の去就が注目を集めるはずだ。
チェルシーは今後、2度の移籍市場でFIFAから補強禁止処分を下される可能性がある。そのため、今夏の移籍市場ではすべての選手の放出を認めないという通達があったとされる。その一方で、「ビルト紙」はチェルシーが4300万ポンド(約62億円)のオファーを提示されれば、ハドソン=オドイの放出に踏み切ると伝えている。
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