「セカンドトップ&サイドアタッカー世界10傑」を英誌選出 名手乱立の“激戦区”1位は…

リバプールコンビもランクイン、怪我に悩まされるネイマールは4位

 7位は、リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネ。2017-18シーズンは、プレミアリーグ得点王に輝いた同僚のエジプト代表FWモハメド・サラーの影に隠れてしまったが、今季はここまで得点ランク首位のFWセルヒオ・アグエロと1ゴール差の17ゴールで、サラーと肩を並べて得点ランキング2位につけている。

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 6位には、そのサラーがランクイン。昨夏、ローマからリバプールに加入した同選手は、加入直後のシーズンで全公式戦を通じて44ゴールを挙げた。プレミアリーグでは32得点を挙げて得点王に輝き、チームのトップ4フィニッシュに貢献した。また、CLでも決勝進出の立役者となっている。足の速さに恵まれ、現在はファイナルサードでより影響力を発揮しているサラーは、全盛期の元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(バイエルン)を彷彿とさせ、相手DFは彼が左足でシュートを打とうとすることは分かっているものの、それを止めることは非常に難しい。

 5位にランクインしたのは、レアル移籍の噂が報じられているチェルシーのアザール。本人もレアルへの憧れを公言しているが、チェルシーにとっては2014-15シーズン、16-17シーズンのリーグ制覇に大きく貢献した同選手が退団するのは耐え難いことだろう。彼の素晴らしい才能を考えれば、そのゴール数は決して多くない。だが、自らの得点にこだわらず、チームを一番に考えられるメンタルがアザールの魅力であることはたしかだ。

 4位には、PSGのブラジル代表FWネイマールが入っている。PSGに移籍してからは怪我に悩まされ、望むような結果を残せていない。さらにロシアW杯では、ファウルをアピールする際の過剰な演技が“ネイマールチャレンジ”と呼ばれて注目を集め、不名誉な形で世界を騒がせたこともあった。それでも、ドリブルの才能に恵まれた同選手は影響力の高いアタッカーであり、PSGではここまで通算53試合で48ゴール24アシストを記録し、批判を覆すほどの数字をしっかりと残している。

 そして3位は、アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン。チャンスを生み出すことができるだけでなく、賢くて抜け目がなく、チームのためにハードワークを惜しまない同選手は、ディエゴ・シメオネ監督にとって欠かせない存在となっている。今季は公式戦18ゴールを挙げており、チームメートに13ゴール以上の差をつける断トツの結果を残している。

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