U-21英代表MFフォーデンに言及　「洗練されたスキルを見られるのは喜び」

　元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は、マンチェスター・シティでプレーする18歳のU-21イングランド代表MFフィル・フォーデンについて、現役時代の元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏（現レアル・マドリード監督）にプレーがそっくりだと絶賛している。英紙「メトロ」が伝えた。

　18歳のフォーデンは今季、クラブで公式戦23試合に出場。シャルケに7-0で圧勝した現地時間12日のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16第2戦では1得点を挙げ、CLの舞台ではクラブ歴代最年少でのゴールスコアラーとなった。

　そんなフォーデンについて、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も称賛を惜しまないが、オーウェン氏もかつてレアル時代にチームメイトだったジダン氏を引き合いにこう語っている。

「まるでボールが彼と紐でつながっているかのように、すべてが一連の動きとなっている。ほとんどボールを見ることもなく、ただただボールと一緒に走るんだ。この名前を挙げればおそらく一面になってしまうかもしれないが、ジネディーヌ・ジダンとまったく同じだよ」

　今はレアル・マドリードの監督を務めるサッカー界の“レジェンド”の名前を挙げ、次のように理由を説明している。

「ほとんどの人は走ってからボールを蹴って、また走ってからボールを蹴るのだが、彼は常にボールをコントロールしながら走っているようだった。ボールと一体に見えるんだ。彼が違うタイプの選手だとは分かっていたが、まるでボールと一緒になるために生まれてきたよう。素晴らしいプレーヤーで、あの洗練されたスキルを見られるのは喜びだった」

　元祖“ワンダーボーイ”として知られるプレミアの名ストライカーにも絶賛されたフォーデン。今後のさらなる活躍に期待したい。

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