元ブラジル代表MFの“後頭部パンチ”疑惑動画が物議 「追放すべきだ」と非難の声
パルメイラス在籍のフェリペ・メロ、「攻撃する意図なんてなかった」と否定も…
元ブラジル代表MFフェリペ・メロのプレーが、母国ブラジルで話題を呼んでいる。現在はパルメイラスに所属し、先日行われたサンパウロ州選手権では同グループ2位のノヴォリゾンチーノ戦で5-0の大勝を導く先制点を挙げたメロだが、話題となっているのはゴールではなく、相手選手との交錯時に見せたプレーが物議を醸している。
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メロは前半6分に先制点を挙げたが、問題となっているのは前半にパルメイラスが得たCKの場面だ。メロはマークするDFと競り合いになり、もつれ合いながら倒れ込む。ここまでは普通のシーンだったが、倒れ際にメロが相手DFの後頭部に右パンチを繰り出す形となった。
幸いにも大事に至ることはなかったが、ブラジルのテレビ局「グローボ」公式ツイッターはこのシーン動画を投稿。「先制点、素晴らしいパフォーマンス、でも…フェリペ・メロの時間がやってきた」と文章を添えている。ファンからは「メンタルかモラル、あるいはその両方に問題がある」「キャリアを汚すだけってことが分からないのか?」「追放すべきだ」などと厳しいコメントが寄せられた。
ブラジルメディア「Torcedores」によるとメロは試合後、「俺のゴールとチームの素晴らしいパフォーマンスにケチを付けたいんだろう。攻撃する意図なんてなかった」と語り、故意に相手を傷つけようとはしていなかったと主張しているとのことだ。
ブラジル代表として出場した2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)準々決勝のオランダ戦では、FWアリエン・ロッベンを踏みつけて退場しているメロ。その後も所属クラブでたびたび問題を起こしており、決して良いイメージが先行するタイプではないだけに、今回のプレーで批判に晒されている。