日本代表「最新序列」、代表復帰の10番香川の立ち位置は? 新戦力の伸び悩みが顕著
代表復帰の香川はトップ下のポジション奪還ならず “脱・大迫依存”の行方は…
■トップ下
◎ 南野拓実(ザルツブルク) 13試合(1021分)・5得点・3アシスト
〇 香川真司(ベジクタシュ) 2試合(79分)・0得点
△ 北川航也(清水) 6試合(226分)・0得点・1アシスト
△ 天野 純(横浜FM) 1試合(15分)・0得点
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南野は出場時間とアシスト数で森保監督体制トップ。得点もエースの大迫に次ぐ2位を記録している。ロシアW杯以来の代表復帰となった香川は、10番を背負い小気味良いゲームメークでアピールを試みたが、中島や堂安との共存をプレーで証明できず。南野>香川の構図は現時点で変わっていない。
■CF(センターフォワード)
◎ 大迫勇也(ブレーメン) 8試合(543分)・6得点・1アシスト
〇 武藤嘉紀(ニューカッスル) 4試合(236分)・1得点
△ 北川航也(清水) 2試合(129分)・0得点
△ 鎌田大地(シント=トロイデン) 2試合(94分)・0得点
△ 鈴木武蔵(札幌) 2試合(72分)・0得点
△ 浅野拓磨(ハノーファー) 1試合(22分)・0得点
△ 小林 悠(川崎) 1試合(68分)・0得点
△ 杉本健勇(浦和) 2試合(72分)・0得点・1アシスト
△ 川又堅碁(磐田) 1試合(24分)・0得点
※コロンビア戦で南野が1トップとして出場した分は除く
ポストプレー、決定力ともに大迫を越える逸材は出てきていない。3月シリーズでは、“脱・大迫依存”を図るべく、鈴木と鎌田がA代表デビュー。裏への抜け出しやスピード、足元の技術でそれぞれ1トップとして奮闘したが、前線で起点を作り切れない不安材料を露呈してしまった。ボランチと並ぶ最多9人の選手が起用されているが、ある程度の計算が立つのは武藤くらいで、バックアッパー争いは混とんとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)