日本代表「最新序列」、代表復帰の10番香川の立ち位置は? 新戦力の伸び悩みが顕著

CB、ボランチとも軸が不動に近く…新体制初招集・代表初選出組が割って入れるか

■CB(センターバック)
◎ 吉田麻也(サウサンプトン) 9試合(749分)・0得点
◎ 冨安健洋(シント=トロイデン) 10試合(811分)・0得点
〇 昌子 源(トゥールーズ) 1試合(90分)・0得点
〇 槙野智章(浦和) 5試合(421分)・0得点
△ 三浦弦太(G大阪) 4試合(360分)・0得点
△ 畠中槙之輔(横浜FM) 1試合(90分)・0得点
△ 植田直通(セルクル・ブルージュ) 0試合・0得点

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 冨安がキャプテンの吉田に肩を並べんばかりの勢いで台頭。コロンビア戦ではハンドで決勝PKを献上したが、世界的ストライカーのFWラダメル・ファルカオにも堂々と対抗してみせた。完成しつつある“鉄板コンビ”に、待ったをかけられる可能性があるとすれば昌子か。ウルグアイ戦では相手の個人技に何度も崩されたが、「トライしていかないと何もできない」と強気な姿勢を見せる。三浦とA代表デビューの畠中は今回、槙野を追走するチャンスを生かしきれなかった。植田が浮上してくれば、CB争いも面白くなりそうだ。

■ボランチ
◎ 遠藤 航(シント=トロイデン) 8試合(605分)・0得点・1アシスト
◎ 柴崎 岳(ヘタフェ) 12試合(849分)・0得点・1アシスト
△ 青山敏弘(広島) 4試合(282分)・0得点
△ 山口 蛍(神戸) 1試合(71分)・0得点
△ 塩谷 司(アル・アイン) 5試合(206分)・1得点
△ 守田英正(川崎) 1試合(90分)・0得点
△ 橋本拳人(FC東京) 1試合(90分)・0得点
△ 小林祐希(ヘーレンフェーン) 2試合(87分)・0得点
△ 三竿健斗(鹿島) 3試合(151分)・0得点
― 大島僚太(川崎) ――(18年9月シリーズ招集も負傷辞退)
※アジアカップで冨安がボランチとして出場した分は除く

 柴崎は所属クラブで出番が限られているが、コロンビア戦では初めてキャプテンを担い、リーダーとして攻守に安定したプレーを披露した。3月シリーズの充実した内容であれば、怪我で不在だった遠藤と並んで限りなく不動に近い存在だ。対人守備とボール奪取力に定評のある橋本と山口は今回、まずまずのパフォーマンスだった。青山、守田、大島はいかんせん怪我が多い。森保監督体制で初めてプレーした小林、広島時代の教え子である塩谷、万能型の三竿もバックアッパー枠はチャンスがありそうだ。

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