日本代表「最新序列」、代表復帰の10番香川の立ち位置は? 新戦力の伸び悩みが顕著

サイドバックは長友&酒井を脅かす存在が不在 代表デビューを飾った安西は差を痛感

■左SB(サイドバック)
◎ 長友佑都(ガラタサライ) 7試合(630分)・0得点・1アシスト
○ 佐々木翔(広島) 6試合(454分)・0得点
△ 山中亮輔(浦和) 1試合(90分)・0得点
△ 安西幸輝(鹿島) 2試合(74分)・0得点
△ 車屋紳太郎(川崎) 1試合(12分)・0得点

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 今回招集が見送られた32歳・長友の座を脅かす存在は出てきていない。佐々木は攻撃力に物足りなさは残るが、1対1や空中戦の強さといったディフェンス面でバックアッパーとしての座を確保しつつある。今回、A代表初選出でデビュー&初先発を果たした安西は豊富な運動量を見せるも、持ち前の攻撃力を発揮できず「差を感じた」と語っている。同じくアタッキング能力が特徴の山中と車屋も、“初回テスト”後は出番を得られていない。

■右SB(サイドバック)
◎ 酒井宏樹(マルセイユ) 8試合(703分)・1得点・1アシスト
○ 室屋 成(FC東京) 6試合(459分)・0得点・1アシスト
〇 西 大伍(神戸) 1試合(90分)・0得点
△ 守田英正(川崎) 1試合(8分)・0得点

 依然として酒井の壁は厚い。3月シリーズでは招集が見送られたが、その座は変わらず不動だ。室屋はコンスタントに招集されていることからも、バックアッパーとしては評価を得ている。酒井を脅かすためには、クロスの精度や1対1のバリエーションなど、フィニッシュを演出するプレーを磨きたい。ボリビア戦で7年ぶりの代表キャップを刻んだ西は、危機察知能力や状況判断は優れており、室屋の対抗馬候補だが、31歳という年齢がネックか。初陣で右SBに入った守田は、基本は主戦場のボランチで勝負となりそうだ。

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