J1通算500試合出場達成の横浜M中澤 追いかける偉大な背中とは
通算600試合出場の先輩に敬意「楢崎正剛っていう偉大な先輩がいる」
横浜Mの元日本代表DF中澤佑二が17日の神戸戦でJ1史上4位タイとなる通算500試合出場を達成した。
終盤の大逆転劇で2−1勝利を飾り、自らの節目に花を添えた37歳のベテランは控えめに喜びを表現した。「500試合良かったな」陽気なボンバーヘッドは、二重の喜びにも、はしゃぐ様子はなかった。
「500」という数字では喜べない。その理由には、日本代表でともに戦った名古屋GK楢崎正剛の存在がある。3日の柏戦で前人未到のJ1リーグ戦600試合出場を果たした日本サッカー界最高の守護神に、中澤も敬意を表していた。
「ナラさんがいるもん。彼がいる限り、僕は何試合達成してもあんまり嬉しくない。楢崎正剛っていう偉大な先輩がいる。あの人が走り続けるのを追い続けるしかない」
page1 page2