「今後の出場機会を願うしか…」と憂いた選手は? 英記者がボリビア戦“先発11人”を採点
香川は「腕に巻いたキャプテンマーク通り、見本のようにチームを引っ張っていた」
【MF】
小林祐希(ヘーレンフェーン) 8点
母国での先発出場は印象深いものとなった。守備陣の前でボールを動かしテンポを作っている時も、攻撃の組み立てに加わっている時も、彼は幸せそうだった。
橋本拳人(FC東京) 7点
FC東京のMFは日本で達成感ある先発出場を飾った。小林との連係も良好で、パートナーの攻撃参加を促していた。
宇佐美貴史(デュッセルドルフ) 6点
森保監督が指揮官を引き継いでから初先発となったが、右サイドで静かなアピールとなった。今後も出場機会が訪れることを願うしかない。
香川真司(ベジクタシュ) 7点
トルコのゲームメーカーは見事なパフォーマンスだった。腕に巻いたキャプテンマーク通り、見本のようにチームを引っ張っていた。彼は南野を定位置から押し出す十分な働きを見せただろうか?
乾 貴士(アラベス) 8点
試合を通して十分に活発的なパフォーマンスだった。彼が左サイドに立っている時は相手に真の脅威をもたらし、特に安西との連係は光っていた。
【FW】
鎌田大地(シント=トロイデン) 7点
初先発でハードワークし、時たま立ち位置から離れてみたり、ボリビア守備陣とのバトルを見せていた。しかし、乾から供給された絶好のチャンスをふいにしてしまった。
(マイケル・チャーチ/Michael Church)
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マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。