伊代表FW、“36歳54日”で同国最年長得点 英メディア称賛「年齢は単なる数字に過ぎない」
今季絶好調のクアリアレッラ、EURO予選リヒテンシュタイン戦でPKで2ゴール
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを抑え、セリエA得点ランキングトップを走る男の実力は伊達じゃない。サンプドリア所属のイタリア代表FWファビオ・クアリアレッラが、現地時間26日に行われた欧州選手権(EURO)2020予選のリヒテンシュタイン戦(6-0)で2本のPKを成功させ、36歳54日という同国史上最年長得点記録を更新した。
イタリアは前半17分にMFステファーノ・センシのゴールで先制。同32分にMFマルコ・ヴェラッティが追加点を奪った。さらに同35分、同45+3分と立て続けにクアリアレッラがPKを決めて、前半だけで4-0と一方的な試合展開となった。
クアリアレッラは今季絶好調で、セリエAでは27試合21得点をマークしており、ユベントスFWロナウドとミランFWクリシュトフ・ピアテク(19得点)を抑えてリーグ得点ランクで首位に立つ。4年ぶりに代表復帰を果たした大ベテランは、自慢の決定力を発揮した。「オプタ」によれば、36歳54日でのゴールとなり、DFクリスティアン・パヌッチ氏の持っていた同国の歴代最年長得点記録(35歳62日)を約1歳上回り更新した。
英サッカー情報サイト「Squawka」のツイッターもこの偉業を伝え、「年齢は単なる数字に過ぎない」と老練なストライカーを称賛した。
イタリアはさらに19歳のFWモイーズ・キーン(ユベントス)もゴールを決めるなど、若手とベテランが上手く融合し、6-0でリヒテンシュタインに圧勝。2連勝でEURO予選グループJの首位に立った。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1