“香川時代”終焉への序章? 新旧10番のコントラストに垣間見えた「転換期」の波
「麻也、佑都、オカちゃんも今回は来ていない。それは一つの転換期ではあると思う」
香川は「個人的にそれに違うものを付け足していきたい」とし、もたらせるものは「はっきり見えた」と語る一方で、日本代表が“変化の時”を迎えているとの意見には同調している。
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「(吉田)麻也、(長友)佑都、オカちゃん(岡崎慎司)もそうですけど、今回は来てない。それは一つの転換期ではあると思います。僕が2010年以降出たように、そういう若い選手もどんどん出てきている。それに自分も打ち勝つために、常に戦い続けないといけない」
トップ下と左サイドハーフ、ポジションこそ違えど、10番を背負い、観客を魅了してきた香川と中島。今シリーズだけで「香川時代の終焉」と言い切るのは時期尚早だが、中島のほうが強烈なインパクトを残したのもまた事実だ。押し寄せる転換期の波を香川が押し返すのか、それとも中島が香川から10番を奪って不動の地位を築くのか。“新旧10番”の2人が繰り広げる戦いから目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)