南野拓実が感じた“香川効果”、10番に大きな刺激 「参考にするところはいっぱいあった」

先発組の貢献度を強調 「前半の選手たちが動かして揺さぶってくれたおかげ」

 試合終盤に中島がゴールを決めてつかんだ勝利についても、南野は「前半の選手たちが(ボリビアの選手たちを)動かして揺さぶってくれたおかげで、後半の僕らの役割は相手を仕留めることやダイナミックさを出してゴールを決めることでした」と、先発した選手たちを含めて、戦った結果であると強調した。

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 得点に絡むことで存在感を出すことはできなかったが、森保一監督も「彼はこれまで日本代表を長く引っ張ってきている存在だと思いますし、今日の試合で経験の浅い選手がたくさんいるなかで落ち着いてプレーしてくれていたと思います。試合の流れの中でもなかなか相手の守備が崩れないなか、相手を少しでも間延びさせる、疲労させる、嫌なところを突くという経験を生かしたプレーをしてくれていたと思います」と、一定の評価を与えた。

 それでも何より結果が求められていることは、香川自身が誰よりも自覚しているはずだ。「これからもっと厳しい戦いがたくさん待っている。自分自身も必ずこのチームの力になりたいですし、個人的にはもっと証明しないと。そういう意味では、この2試合、初めてこの体制の日本代表に呼ばれて、一緒にやれたことはポジティブに捉え、そして次につなげるために、ベシクタシュに帰ってプレーし続けないといけないと感じています」と、決意を述べた。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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