韓国代表のエースFWソン・フンミンが先制点を奪取、韓国は2-1でコロンビアを撃破

　韓国代表は26日、国際親善試合でコロンビア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。エースFWソン・フンミン（トットナム）は貴重な先制点を奪ったなか、大韓サッカー協会（KFA）は公式インスタグラムでゴールの瞬間を動画で公開し、母国ファンの間で反響を呼んでいる。

　22日に行われたボリビア戦を1-0で勝利した韓国は、同日に1-0で日本を下したコロンビアをホームに迎え撃った。MFハメス・ロドリゲス（バイエルン・ミュンヘン）、FWラダメル・ファルカオ（ASモナコ）らトップクラスの実力者をベンチに置いたコロンビアに対し、韓国はソン・フンミンを筆頭にFWファン・ウィジョ（ガンバ大阪）ら主力をピッチに送り込んだ。

　試合は開始早々に動くことになる。0-0で迎えた前半17分、スルーパスに抜け出したソン・フンミンがペナルティーエリア右に侵入すると、そのまま右足を一閃。ボールは相手GKイバン・アルボレダ（バンフィエルド）の真正面に飛び、両手ではじき出そうと試みるも、強烈なシュートの勢いを殺すことができず、そのままネットを揺らすことになった。

　KFA公式インスタグラムは「ファン・ウィジョのクリーンパスからソン・フンミンの決定的なゴール」と文章を添え、ソン・フンミンの先制点を動画で公開。コメント欄では「本当に興奮した」「我らのエースがコロンビアを撃沈させた」「アジア最高の選手を証明」「幸せをありがとう！」「プレミアリーグの格を見せつけた」「ハメス？　ファルカオ？　いやソニーだ」と母国ファンも熱狂していた。

　その後、後半4分に追いつかれるも、同13分にMFイ・ジェソン（キール）が決勝弾を奪い、ハメス、ファルカオが途中出場した強豪コロンビアを相手に金星を飾った。韓国は1月のアジアカップでベスト8敗退と失意を味わっていたが、3月の国際親善試合で2連勝を飾り、立ち直りの兆しを示した。