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「本当の罰を与えるべき」 英代表FW、EURO予選での差別行為にジェスチャーで抗議
FWスターリング、“耳塞ぎパフォ”で抗議 「人種差別主義者たちを黙らせる最高の方法」
イングランド代表は現地時間25日、欧州選手権(EURO)2020予選の第2戦でモンテネグロ代表と対戦し、アウェーで5-1の完勝を収めた。2連勝と最高のスタートを切ったイングランド代表だが、一方でモンテネグロのサポーターによる人種差別チャントが物議を醸している。英紙「ガーディアン」が報じた。
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最初に人種差別チャントに対してアクションを起こしたのは、所属するマンチェスター・シティでも同様の問題に向き合っているFWラヒーム・スターリング。この日チームの5点目となるゴールを決めると、モンテネグロサポーターが陣取る一角に向けて耳を塞ぐジェスチャーを見せた。
試合後、スターリングは自身のインスタグラムに“耳塞ぎ”の写真を投稿し、「ちょっとは教育を受けたらどうだ」というハッシュタグとともに、「人種差別主義者たちを黙らせる最高の方法」とコメント。この投稿にはイングランド代表の同僚であるFWジェイドン・サンチョやDFベン・チルウェル、元同代表GKジョー・ハートらも同意、支援のコメントをつけている。
また、スターリングは「もう2019年にもなっているんだから、こういった行為には本当の罰を与えるべきだ。何人かの出入り禁止とかではなくてね」と差別行為への罰則についても言及。「差別チャントがあったら、誰も試合を見られなくしたとする。そうなれば差別行為を誰も放置できないだろう。誰だって試合を見て、自分の国を応援したいんだから」と厳罰化を提案している。