モウリーニョ氏、ジダン監督の今後を展望 「厳しいステージはこれから始まる」
レアル復帰を“理想的”としつつも「新しいチームを作り上げなければならない」と指摘
レアル・マドリードは今月、2017-18シーズン限りでクラブの指揮官を退任していた元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏の電撃復帰を発表した。
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ジダン氏と並び、レアル監督復帰の噂が再三にわたり報じられていたマンチェスター・ユナイテッドの前監督であるジョゼ・モウリーニョ氏だが、フランスのテレビ番組「テレフット」のインタビューに答え、ジダン監督について「レアルにとって理想的な人選だ」と述べた。イタリアのサッカー情報サイト「ジャンルカ・ディ・マルツィオ・コム」が伝えている。
レアルは、成績不振によりサンティアゴ・ソラーリ監督を解任。2016年にレアルのトップチーム監督に就任して以降、CL3連覇を成し遂げるなど、数々のタイトルをチームにもたらして昨夏にクラブを去ったジダン氏が、フロレンティーノ・ペレス会長の要請により、わずか10カ月でレアル監督に復帰することになった。
2010年から13年まで3シーズンにわたってレアルを率い、リーガ・エスパニョーラとスペイン国王杯を一度ずつ制したモウリーニョ氏。ジダン監督の電撃復帰について、「彼はとても短い間に、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇というほかの誰にも成し遂げたことのないことをやったんだ。しかし、我々はまだ、ジダンの冒険をしっかりとしたキャリアとして語れるわけではない」との意見を述べた。
ジダン監督の今後については、「レアルにサッカーの理論を植え付け、移籍も含めて新しいチームを作り上げなければならない。厳しいステージはこれから始まる」と展望。「おそらく現時点ではレアル・マドリードにとって、彼こそが理想的な人選だろう」との見解を示している。
まさに監督としての手腕を問われるプロジェクトになりそうだが、果たして、ジダン監督はCL3連覇を飾った前回指揮時のように偉大なチームを再び作れるのだろうか。“ジズーのレアル”の今後に期待が懸かる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)