元バルサの神戸MFサンペール、日本の印象を母国紙で語る 「愛されていると感じる」
17日の清水戦でJデビュー 「すべてに満足している」
バルセロナとの契約を解除し、今月ヴィッセル神戸へ加入したMFセルジ・サンペールが、スペイン「マルカ」紙のインタビューで日本での新生活について語った。
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バルサ下部組織で育った24歳のサンペールは、トップチームでは厚い選手層に阻まれて十分な出場機会を得ることはできなかった。グラナダやラス・パルマスへの期限付き移籍で武者修行に出たが、今月クラブと契約解除して日本へ渡る一大決心をした。17日に行われたJ1第4節の清水エスパルス戦(1-1)に途中出場してJデビューを果たした。
サンペールは「悪くないよ。実際、すべてに満足している」と語り、日本での船出について好意的に語った。欧州からアジアへと渡ったことで「ドラスティックな変化には恐怖はつきもの」と不安も感じていたようだが、一方では日本への適応にも自信を見せている。
神戸には同じくバルサ出身の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタをはじめ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、元スペイン代表FWダビド・ビジャなどJ屈指の豪華な陣容が揃う。そんな新天地でのデビューについては、次のように語っている。
「プレーしたのは少しの時間だった。まだ何カ月もプレーしたわけではないけど、感触はいいよ。徐々にプレーできる時間も多くなっていくだろう。チームは勝てていないけど、僕はフットボーラーとしての感覚、ピッチ上での重要性を取り戻すことができてハッピーだ」
日本のファンの手厚い歓迎ぶりも印象的なようで、「愛されていると感じる」というサンペール。「彼らの信頼に応えたい」とJの舞台での活躍を誓った。
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(FOOTBALL ZONE編集部)