ボリビア戦「予想布陣」…森保監督が”総替え”明言 香川がトップ下、乾が左サイド濃厚

香川&乾の盟友コンビに攻撃の牽引役を期待 大迫不在の1トップは鎌田が初先発へ

 MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)の“2列目トリオ”が抜ける攻撃的MFは、トップ下にMF香川真司(ベジクタシュ)、サイドは左がMF乾貴士(アラベス)、右がMF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)の組み合わせがファーストオプションになりそうだ。コロンビア戦では後半20分から香川が入ったことで、攻撃の停滞が解消。乾との連携プレーも大きな期待を抱かせた。ボリビアはしっかりと守備を構築してくるスタイルが想定されるだけに、「引いた相手にはサイドからの攻撃が有効」(乾)になりそうだ。

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 FW大迫勇也(ブレーメン)不在の1トップは、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)に代わって鎌田が入る。後半34分から途中出場してA代表デビューを飾ったコロンビア戦は、アディショナルタイムを含めて約15分間とプレータイムは短かった。スタメンで起用した際に、どれだけのパフォーマンスを図ることになりそうだ。

 本職ではない1トップでのプレーついて鎌田は、「(コロンビア戦では)真司くんがしっかりキープしてくれた。2列目はそういう選手が多いので、その部分は十分足りている。できるだけ前線で頑張りたいと思います」と起点としてのイメージを膨らませていた。

 もっとも、「総替え」はあくまでスタメンに関してで、キリンチャレンジカップでは交代が6人まで可能。香川のトップ下起用には、中島との共存問題は伴うテーマであり、1トップ・南野の可能性など、コロンビア戦に続いて「香川+2列目トリオ」を試しておきたい。

 ボリビア戦はテストともに、ベースアップに向けて重要な一戦となる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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