ボリビア戦「予想布陣」…森保監督が”総替え”明言 香川がトップ下、乾が左サイド濃厚

ボリビア戦の森保ジャパン予想布陣図【画像:Football ZONE web】
ボリビア戦の森保ジャパン予想布陣図【画像:Football ZONE web】

畠中&橋本がA代表デビュー、安西が初先発か 「招集した全選手を使ってあげたい」

 日本代表は26日にキリンチャレンジカップ・ボリビア戦に臨む。森保一監督は前日会見で「基本的に総替え」「できれば招集した全選手を使ってあげたい」と語っており、22日のコロンビア戦(0-1)からスタメンは全員入れ替わることになりそうだ。

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 PKで失点を喫したコロンビア戦でゴールマウスを守ったGK東口順昭(ガンバ大阪)を除くと、ボリビア戦の選択肢はシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)と中村航輔(柏レイソル)の2人。森保体制で2試合に出場しているシュミットに対し、中村は今回が新体制初招集だけに、ビルドアップ参加を含めたコンセプトを体感させる意味でも、24歳とGKより若い中村を試しておきたいところだろう。

 右SBはコロンビア戦に出場したDF室屋成(FC東京)が左太ももを痛めて試合翌日の練習を回避したこともあり、“ホーム凱旋”となるDF西大伍(ヴィッセル神戸)が2011年以来となる代表戦のピッチに立ちそうだ。左はA代表デビューを飾ったばかりのDF安西幸輝(鹿島アントラーズ)か。昨季鹿島で一緒にプレーし、2人を知るDF昌子源(トゥールーズ)は、「大伍くんは試合の流れを読むのが上手な選手。常に冷静で、時には組み立てに参加したり、時には後ろに残ったりもしてくれる。幸輝の良さは推進力。(長友)佑都くんとはまた違った良さがある。間違いなく前の選手は助けられる」と特徴を証言。左右のバランスに関しても、鹿島での共闘経験が生かされそうだ。

 センターバックは、DF三浦弦太(ガンバ大阪)とDF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)のコンビ。畠中は今回が初選出だが、ビルドアップ時のパスには定評があり、縦へのチャレンジが期待される。年下のDF冨安健洋(シント・トロイデン)、昌子のプレーに刺激を受けたと話す三浦も、虎視眈々とアピールを狙う。

 ボランチはMF小林祐希(ヘーレンフェーン)がMF柴崎岳(ヘタフェ)に代わってゲームメーカー役か。途中出場したコロンビア戦では、オフサイドにこそなったが1トップのFW鎌田大地(シント=トロイデン)へ絶妙な浮き球のパスを通し、ゴール前でシュートチャンスも作った。フィジカルの強さを武器とする橋本は、「球際で負けないようにしたい」とA代表デビューに向けて意気込んでおり、3列目からのダイナミックな攻撃参加にも期待が懸かる。

 総替えが採用されれば小林&橋本の組み合わせだが、場合によってはコロンビア戦でゲームキャプテンを務めた柴崎の継続起用もあるか。今シリーズではリーダー役としての自覚を強めており、より多くの選手とプレーさせておくのも一案かもしれない。

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