「すごく楽しい」 乾貴士、“旧知の相棒”香川との共闘に意欲「感覚的に合う選手」
ボリビア戦では香川がトップ下、乾がサイドでのスタメン起用が濃厚
日本代表を率いる森保一監督は、26日にキリンチャレンジカップ・ボリビア戦(ノエビアスタジアム)に向けた前日会見で「総替え」とメンバーの大幅入れ替えを示唆した。22日のコロンビア戦(0-1)で途中出場だったMF乾貴士(アラベス)は、MF香川真司(ベジクタシュ)とともにスタメン起用が有力視されるが、「すごく楽しいので、それを出していきたい」と旧友との共闘に思いを馳せた。
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乾は4試合2ゴールと鮮烈なインパクトを残したロシア・ワールドカップ(W杯)後、移籍したベティスで出番に恵まれず、日本代表からも遠ざかった。アジアカップでは10番を背負ったが、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)の負傷離脱による追加招集。先発も1試合にとどまり、悔しい思いを強いられた。
アラベスに移籍後は右サイドハーフとして6試合連続で先発出場。2ゴールを決めるなど調子を上げており、森保監督が「総替え」を示唆したボリビア戦ではサイドでのスタメン起用が見込まれる。
ロシアW杯以来となる代表復帰で、コロンビア戦で同じく途中出場だった香川もトップ下での起用が濃厚と見られており、“元セレッソコンビ”がスタートから共演する可能性が高い。乾は同じ関西出身で、C大阪、日本代表と長い時間をともに過ごしてきた香川とは、“通じ合っている”と静かに自信を覗かせる。
「真司とはずっとやっている。セレッソ時代もそう、俺は入ったり入らなかったりですけど、代表でも入った時は一緒にやったりしている。感覚的に合う選手。すごく楽しいので、それを出していきたい」
実際、コロンビア戦では香川が入ったことで停滞していた攻撃にリズムが戻り、後半27分には乾→香川→中島と速攻でペナルティーエリア内に攻め込んだ。ボリビア戦で旧知の2人がどんなコンビネーションを見せるのか、期待が高まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)