元海外助っ人Jリーガー、ファンと感動的交流が話題 「美しい」「フットボールの本来の姿」
本拠地でガブリエルくんと対面 公式戦では特別なゴールパフォーマンスも披露
テレビ番組「ESPORTE ESPECULAR」の計らいで、ピンパォンとガブリエルくんはニウトン・サントス(ボタフォゴの本拠地)で対面。ユニフォームをプレゼントし、トレードマークになっている“飛行機パフォーマンス”を一緒に行うなど、夢のような時間を過ごした。
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ピンパォンは子供の頃、父親が障害者支援学校に勤務しており、ダウン症を患う同年代の子供たちと多くの交流を持っていたとのこと。そうした経験もあって、彼らのために何かをしたいと願い続けてきた。そしてガブリエルくんはボタフォゴの公式戦にも招待されることとなった。
21日にホームで行われたポルトゲーザ・ダ・イーリャとの一戦、スタメンを勝ち取ったピンパォンはガブリエルくんとともに入場。4-1の勝利を届けつつ、ゴールパフォーマンスではガブリエルくんの頭文字である“G”を表現する粋な計らいを見せた。同日は「世界ダウン症の日」としても知られる。キャプテンマークを身に着けて戦ったピンパォンは「ビエル(ガブリエルくんの愛称)と一緒に、この重要な日にピッチに立てて本当に幸せだった」と振り返った。
彼らの触れ合いを紹介した「グローボ」公式ツイッターには「なんて美しいんだ」「人々を動かし、最も純粋な感情が生まれる…フットボールの本来の姿」「ピンパォンは尊敬されるべき選手だ」といったファンからのコメントが続々とつけられた。ガブリエルくんに心を動かされたピンパォンの思いやりあふれる行動が、今度はファンの心を動かしている。