なぜ非公開練習? 森保監督、日本代表の“選手ファースト”告白「隠すつもりはないですが…」
ボリビア戦に向けた前日会見の最後に自ら非公開練習の理由について明かす
日本代表は26日、キリンチャレンジカップでボリビアと対戦する。チームを率いる森保一監督は試合会場のノエビアスタジアム神戸で行われた前日会見に出席。起用メンバーやトップ下の役割、ミドルシュート、ボリビアの印象について語るなか、20分超の会見の最後に自ら、非公開練習について「隠すつもりはないですが……」と思いを明かした。
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森保ジャパンは22日にFIFAランキング12位の強豪コロンビアと対戦。南米の雄相手に0-1で敗れたものの、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)とFW鎌田大地(シント=トロイデン)がA代表デビュー、ロシア・ワールドカップ以来となる代表復帰となったMF香川真司(ベジクタシュ)がMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)の“2列目トリオ”と初共演を果たすなど、チームのベースアップに向けて一歩を踏み出した。
森保監督は25日の前日会見で、起用メンバーやトップ下の役割、ミドルシュート、ボリビアの印象などを語り、会見は20分を超えた。会見が終わると指揮官はそのままマイクで「いつもありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、非公開練習について口にした。
「試合前の非公開練習で、キリンチャレンジカップの時は皆さんにお見せしてもいいとは思っているんですけど。隠すつもりはないですが、より選手に集中してトレーニングをしてもらいたいという気持ちがあるので、非公開にしていただきありがとうございます」
ボリビア戦が行われる神戸移動後は、24日、25日と冒頭の15分のみ練習を公開。「隠すつもりはない」と本来は公開したい思いを滲ませつつ、“選手ファースト”で考えた結論だと明かしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)