「1回目のミスでダメなら…」 森保監督、ミドルの重要性を主張「前向きなトライ」
コロンビア戦ではシュート16本を放ちながら無得点に終わるも積極的な姿勢を評価
日本代表は26日にキリンチャレンジカップ・ボリビア戦を控えるなか、森保一監督が試合会場のノエビアスタジアム神戸で行われた前日会見に出席。「1回目のミスでダメなら2回目のチャンスを作る。2回目でダメなら3回目を作る。そういう前向きなトライをしてほしい」と語り、選手たちに積極的な姿勢を説いた。
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日本代表は18日から国内合宿をスタート。ロシア・ワールドカップ(W杯)以来の復帰となったMF香川真司(ベジクタシュ)をはじめ、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)、FW鎌田大地(シント=トロイデン)、MF橋本拳人(FC東京/守田英正の代替招集)、DF安西幸輝(鹿島アントラーズ)、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)をA代表初招集し、「ベースアップ」をテーマに掲げてきた。
22日のコロンビア戦は0-1で敗れたものの、香川が森保監督体制で初出場。MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)の“2列目トリオ”と初共演を果たし、鈴木と鎌田のFW陣もA代表デビューを飾るなど、“脱・大迫依存”の解決策を見出すべく一歩踏み出した。
コロンビア戦ではシュート16本を放ったが、ゴールは奪えなかった。森保監督は、選手に対して積極的な姿勢を貫くように伝えたという。
「選手に攻撃を上げるところは話しました。シューターの周りにもパスコースを作って走る選手の存在が必要。シュートを打つ選手にもその状況が見えていて、かつ自分が打った方がいいと思った時にはシュートを打ってほしい。コロンビア戦ではなかなか中央は崩せなかったが、ミドルシュートを狙うことは大切にしていきたい。1回目のミスでダメなら2回目のチャンスを作る。2回目でダメなら3回目を作る。そういう前向きなトライをしてほしい」
コロンビア戦から「総替え」を示唆したボリビア戦で、森保ジャパンは貪欲にゴールを狙う。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)