日本代表の森保監督、ボリビア戦でスタメン11人変更を明言 「基本的には総替え」
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コロンビア戦から先発メンバーの入れ替えを明言 「できれば全選手を使ってあげたい」
日本代表は26日にキリンチャレンジカップ・ボリビア戦を控えるなか、試合会場のノエビアスタジアム神戸で行われた前日会見に出席した森保一監督は「基本的には総替え」と語り、メンバーの刷新を明言した。
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日本代表は18日から国内合宿をスタート。ロシア・ワールドカップ(W杯)以来の復帰となったMF香川真司(ベジクタシュ)をはじめ、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)、FW鎌田大地(シント=トロイデン)、MF橋本拳人(FC東京/守田英正の代替招集)、DF安西幸輝(鹿島アントラーズ)、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)をA代表初招集し、「ベースアップ」をテーマに掲げてきた。
22日のコロンビア戦は0-1で敗れたものの、香川が森保監督体制で初出場。MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)の“2列目トリオ”と初共演を果たし、鈴木と鎌田のFW陣もA代表デビューを飾るなど、“脱・大迫依存”の解決策を見出すべく一歩踏み出した。
ボリビア戦はコロンビア戦から中3日となるが、鈴木が「体力の消耗度が違った」と語り、堂安とDF室屋成(FC東京)が負傷で試合翌日の練習を回避(24日に復帰)するなど、南米の雄と90分間を戦ったダメージは大きい。森保監督もメンバー起用に関して、「できれば招集した全選手を使ってあげたいという思いを持っている」とメンバーの入れ替えを明言。あくまで勝利を追求しながら、招集した選手を試したいと力を込めた。
「基本的には総替え。ただ、それは“予定”として皆さんにはお伝えしたい。なぜなら、練習を見て、怪我があったり、パフォーマンス的に明日の試合は難しいと思った場合はそこは約束されるものではない。練習が終わってからはっきり決めたいと思っている」
ボリビア戦では、コロンビア戦とはまた違った形で森保ジャパンのサッカーが見られそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)