元オランダ代表DFメルヒオット氏、“クロップの大ファン”ながらシティ優勝を予想

　チェルシーOBの元オランダ代表DFマリオ・メルヒオット氏は、今季プレミアリーグでリバプールの初優勝を予想していたが、どうやら気持ちに変化があったようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

　リバプールは今季、プレミアリーグ初制覇に向けて順調に歩を進めてきた。しかし、最近は引き分けが増え、ここ2試合は連勝を収めたが、エバートンとスコアレスドローで終えた第29節でついにディフェンディングチャンピオンのマンチェスター・シティに勝ち点で上回られてしまった。現在はシティに勝ち点2差で首位に立っているものの消化試合は1試合多く、負けは許されない状況だ。

　ユルゲン・クロップ監督の大ファンであるメルヒオット氏は、リバプールが1990年以来、待ち焦がれたリーグ制覇を果たすと予想していたが、「エクスプレス・スポーツ」のインタビューで、直近8試合で引き分け4試合のチームを見て気持ちが変わったと語っている。

「リバプールが優勝すると思っていた。能力のすべてを兼ね備えていたし、差があったので、『これこそが見るべきチームだ』と思ったんだ。監督のクロップが好きだけど、ジョゼップ・グアルディオラを好きじゃないわけじゃない。彼は素晴らしいサッカーをするからね。クロップ監督のモチベーションと、タッチラインで見せるパッションが好きなんだ。でも、彼らは（2位に）後退して、今はシティだと予想している。疑問や疑念にすべて答えた彼らの戦い方を見て、シティが逃げ切るかもしれないなと思っているよ」

　今季リーグ制覇に向けて、大接戦を繰り広げているリバプールとシティ。果たして、どちらに軍配が上がるのだろうか。

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