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世界最高峰の対決 左利きvs右利きのベストイレブンを英メディアが選出
10人に1人の左利きは逸材がズラリ
過去、FIFAバロンドール受賞4回のリオネル・メッシ。そして3度受賞のクリスティアーノ・ロナウド。現在、サッカー界で最高の選手との評価を二分する2人は、そのプレースタイルも全く異なるが、両者は共に左利き、右利きという選手としての決定的な違いが存在する。英サッカー情報サイト「Squawka」では、この2人を中心として、世界の「左利きベストイレブン」対「右利きベストイレブン」をそれぞれ選出し、特集として伝えている。
世界でも約10人の1人の割合といわれる左利きだが、サッカー界では過去にもアルゼンチンのレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏をはじめ、多くのスターが生まれてきた。現代にも多くのビッグネームが存在する。そんな左利きイレブンのGKに選出されたのはベルギー代表GKティボー・クルトワ。現在は膝の負傷で離脱中だが、スペイン代表GKイケル・カシージャス、チェコ代表GKペトル・チェフら名手揃いの中で、23歳の若さながら抜群の安定感を誇るチェルシーの守護神が選出されている。
DFは3人。左利きのDFは希少で、右サイドバックや右CBでプレーすることは稀だが、今回の特集では右からオーストリア代表ダビド・アラバ、フランスU-21代表DFアイメリック・ラポルテ、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが入った。
代表ではボランチでプレーするアラバは、所属のバイエルンでは左サイドバックとCBを兼任するなど、マルチな才能を持つ。ウイング出身で、日本代表FW宇佐美貴史のバイエルン所属時には、ポジション争いのライバルになるのではともいわれていた。ラポルテはまだ21歳と若いが、スペインの名門アスレティック・ビルバオでレギュラーを務め、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドが獲得を希望する逸材。ユベントスのベテランCBキエッリーニはサイドバック出身で攻撃力も高い。