レアル、仏代表FWムバッペ獲得の悩みは年俸? 20歳、最低18億円超でチーム最高額も
レアルが狙うムバッペ、年俸でベイルやラモスを抜いて“チーム最高額”の可能性
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、フランス紙「レキップ」の報道によると、20歳にして年収27億円を超える“セレブリティ”となったことが伝えられて話題となっているが、それで頭を悩ますことになりそうなのが、かねてより補強を目論んでいるとされるレアル・マドリードだという。
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スペイン紙「AS」が伝えたのは、レアルがムバッペを獲得する際に必要となる“最低年俸”についてだ。ムバッペは2018年の年収が2170万ユーロ(約27億円)とされ、これはナイキとウブロのスポンサー料も加えてのものだという。フランス人だと、代表FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)に次ぐ2位で、代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)、元代表FWカリム・ベンゼマ(レアル)をすでに上回っている。
そしてムバッペの年俸も20歳としては破格の金額となっている。PSGと2022年まで契約を結んでいるが、毎シーズン120万ユーロ(約1億5000万円)のアップとなる。2019-20シーズンには1320万ユーロ(約16億5000万円)となる予定で、その金額以上の条件が必要になると予想。その額は1500万ユーロ(約18億6000万円)以上になると見ている。
この1500万ユーロは、レアルの現所属選手で見ても一気にチーム内最高額となる。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが1400万ユーロ(約17億5000万円)、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが1100万ユーロ(約13億6000万円)、クロアチア代表MFルカ・モドリッチとベンゼマは1000万ユーロ(約12億4000万円)となっており、ムバッペが上回る可能性もあるという。
ジネディーヌ・ジダン監督が再就任したレアルは、昨夏控えた補強戦線で大きな動きを見せるのではという声が上がるなか、莫大な移籍金と年俸をムバッペに払うという決断を下すのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)