ポルトから今夏加入のミリトンを歓迎　「最も優れたクラブでプレーする権利を得た」

　レアル・マドリードのブラジル代表MFカゼミーロは、クラブが現地時間14日に獲得を発表したポルトDFエデル・ミリトンについて言及。「欧州の半分が彼を欲していた」と表現しつつ、ブラジル代表でのチームメートでもあるミリトンを獲得したレアルを称賛した。

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　現在21歳のミリトンは17年にサンパウロでトップチームデビュー。18年にはポルトに5年契約で加わっていた。そんなミリトンに関心を寄せていたレアルは、水面下で交渉を進行。今月にはポルトとミリトンの契約に設定された契約解除金5000万ユーロ（約62億円）の満額を支払うことを決め、今夏からレアルに加わることが決まっている。

　ブラジル代表の一員として、ミリトンとともに23日のパナマ代表との国際親善試合（1-1）に出場したカゼミーロは、試合後にスペイン紙「AS」の取材に応え、ミリトンを獲得したクラブを称賛した。

「僕はレアルが彼と契約したことを祝福しなければならない。なぜなら欧州の半分が彼を欲していたからだ。ミリトンは世界で最も優れたクラブでプレーする権利を得た。来シーズンに向けて大歓迎だよ」

　昨年からブラジル代表にも呼ばれるようになり、パナマ戦でも代表キャップを刻んだミリトン。来月にはポルトの中心選手としてUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝・リバプール戦に臨む男は、欧州の舞台でどんなパフォーマンスを見せるのか。レアルとカゼミーロの期待に応えるためにも、今後の成長がより注目されている。

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