香川真司、「10番」の質問に覗かせたプライド 「一番の誇り」と語ったのは?
長年背負ってきた10番を託されたが…「今は番号というよりは勝つためにやっている」
森保一監督率いる日本代表は24日、26日のキリンチャレンジカップ・ボリビア戦(ノエビアスタジアム神戸/19時30分キックオフ)が行われる神戸に移動後、初の練習を実施。ロシア・ワールドカップ(W杯)以来の代表復帰となったMF香川真司(ベジクタシュ)が練習後に取材に応じ、報道陣から「背番号10」について問われると「勝つためにやっている。それが一番の誇り」と語った。
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香川は3月シリーズにおいて森保監督体制で初招集。これまで「10番」をつけてきたMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)、MF乾貴士(アラベス)がメンバー入りするなか、長年つけてきたエースナンバーは香川に与えられた。
コロンビア戦では後半20分から途中出場。主戦場であるトップ下に入ると、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF鎌田大地(シント=トロイデン)と縦関係を築きながら、中盤まで下りてサイドの中島や乾に意識的にボールを配球した。
地元・神戸に移動して初の練習となった24日、香川は「10番」について問われると、愛着のある番号に与えられた“使命”と、いちサッカー選手としての“プライド”の両面を覗かせた。
「今は番号というよりは、勝つためにやっているので。それが何より大事で、一番の誇り。ただ、いつもつけている番号で試合に出られるのはありがたいこと。もちろんその期待に応えられるように。そういう番号だとは思っているので、頑張ります」
コロンビア戦キックオフ前の選手紹介では、誰よりも大きな歓声がスタンドから起こり、ピッチに入った際には万雷の拍手で迎えられたことからも、「10番・香川」に対するファンの期待は大きい。地元・神戸で躍動する姿を見せられるか、真価が問われる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)