イングランド代表新星サンチョ、「本当に偉大な選手」と感謝した“ロールモデル”は?
かつて“神童”として注目を集めた24歳のスターリングを称賛「何が必要か示してくれる」
ドルトムントのMFジェイドン・サンチョはクラブで大ブレークを遂げ、18歳でイングランド代表にデビューした。そんなヤングスターにとってのお手本は24歳のFWラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)だという。その偉大さに助けられていると、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
スターリングもサンチョと同様に10代後半でプロデビューを飾り、神童として注目を集めた。そして17歳で代表デビューを飾り、24歳にして、現代表チームの中では2番目に多い48キャップを記録している。サンチョにとってはロールモデルとも呼ぶべき選手となっているようだ。
「彼は本当に偉大な選手。彼は若い選手たちに何が必要なのかを示してくれている。彼とピッチを共有できて嬉しい。彼はクールだよ。僕やカラム(・ハドソン=オドイ)に何をするべきか、逆に何をしてはいけないかアドバイスしてくれるんだ。彼もロンドン出身で、僕のバックグラウンドのことも理解してくれてる」
サンチョはスターリングに対する賛辞を並べた。ピッチの外では水タバコや脱法ドラッグに手を出す写真が流出し、物議を醸したこともあったスターリングだが、いまや若手選手の模範的な存在へと成長したようだ。
「彼には本当に助けてもらった。もちろん、それは僕だけじゃない。僕もカラムもみんなの手厚い歓迎のおかげでリラックスできている」
近年、U-17、U-20世代が世界王者となるなど若きタレントが豊富なイングランド。それだけにスターリングのような先駆者の存在は非常に心強いものとなっている。
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