ブラジルW杯でザッケローニ監督が本田と対立!? 「本田からの批判は同感しない」

「私の日本代表監督4年間を物語る言葉はない。このような国、文明、文化、人々に出会えるとは思っていなかった。ものすごく多くを与えてくれた。サッカーの教師として恩返しできないほど、もっと多くのものだった」

 こう語ったチェゼナティコ出身のイタリア人監督は25日公式に辞表を提出したという。

 ブラジルワールドカップ1次リーグC組で最下位。21分けという惨敗を受けてチームを去るザッケローニ監督だが、どんなコンディションやパフォーマンスであっても重用してきた本田との意見の対立が存在したことを明らかにしている。

「ブラジルW杯を、いくつかの疑問を抱えたまま、離れなければならない。今は答えはない。初めの2試合なぜアプローチを間違えたのか? 我々のサッカーをせずに? 本田からの批判は同感しない。サッカーはただショートパスだけではない。ロングパスもある。ミラニスタ(本田)は引くことは決してなかった」

 敗軍の将はこう語ったという。

 開幕2試合で勝ち点は1。最終ラインを高くし、ポゼッションを高め、左サイドを攻略するという4年間研鑽を重ねたジャパンスタイルは、相手のスカウティングや、コンディション、クオリティの差などにより、ピッチ上で表現できなかった。

 

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