U-22代表に帰還の鹿島DF 40度近い酷暑と劣悪ピッチのなかで決めた大勝導くゴール
「こういう相手なら絶対にゼロで抑えないと…」
また守備面でも、鹿島とは違う3バックにしっかりと順応。鋭いインターセプトから前線に上がっていくこともあれば、自身の特徴である高さを生かして空中戦でも強さを見せた。特になかなか得点が奪えないなかで一瞬の隙を突かれることはよくあることだが、集中した守備で相手の攻撃を完封。最終的にはシュート0本に抑えるなど、守備面でも勝利に貢献した。
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久々の代表の舞台で高い順応性を見せた町田は、「こういう相手なら絶対にゼロで抑えないといけないと思っていた。あと2試合もこの調子で絶対ゼロに抑えたい」とさらに先を見据えている。残りの試合でもやるべきことは同じ。自分の力をフルに発揮しながら、来年の東京五輪に向けたアピールを続けていく。
(林 遼平 / Ryohei Hayashi)
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林 遼平
はやし・りょうへい/1987年、埼玉県生まれ。東日本大震災を機に「あとで後悔するならやりたいことはやっておこう」と、憧れだったロンドンへ語学留学。2012年のロンドン五輪を現地で観戦したことで、よりスポーツの奥深さにハマることになった。帰国後、サッカー専門新聞『EL GOLAZO』の川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、東京ヴェルディ担当を歴任。現在はフリーランスとして『Number Web』や『GOAL』などに寄稿している。