泥沼ミラン、次節トリノ戦で負けたらミハイロビッチ監督更迭浮上

クラブ批判の本田は3試合連続でベンチスタート濃厚

 4日のナポリ戦後に本田が「選手に責任があると語っている時点でナンセンス」と、指揮官を批判する言葉を残し、シルビオ・ベルルスコーニ会長が「もう少し戦術が必要だ」と語るなど、ミハイロビッチ監督に対してクラブ内部からも否定的なコメントが出てしまっている。ミランは2014年1月、現ユベントス監督のマッシミリアーノ・アッレグリ氏の更迭からマウロ・タソッティ暫定監督を経て、クラレンス・セードルフ監督、フィリッポ・インザーギ監督と次々に監督が変わっている。その一方で、チーム力は弱体化の一途をたどっている。
 果たして、現役時代に世界最高のフリーキックの名手として名を馳せ、指導者としては“鬼軍曹”と呼ばれたミハイロビッチ監督はミランのベンチに座り続けることができるのだろうか。トリノ戦は、ミランにとって今季の大一番となるのかもしれない。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images


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