「前半の出来は勝利に値」 森保J、コロンビア人記者が「ベスト」と称えた3人は?
「中島、南野、堂安が日本でベストの3人。なかでも、中島は一番良かった」
「中島、南野(拓実)、堂安、彼らが日本でベストの3人でした。なかでも、一番良かったのは中島。彼がゲームを中盤から組み立てて、ボールをサイドに振っていました」
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ロシアW杯を現地取材し、当時の日本代表を知るゴンサレス・テラン氏だけに、森保監督体制後に台頭した2列目トリオは斬新に映ったようだ。
また、久々の代表復帰で途中出場した香川について尋ねると、同じ10番のハメスを引き合いに出して“日本代表における香川”の印象を語っている。
「香川は日本代表でとても有名な選手でしたね。でも私は、日本というチームが誰か1人の個人に頼っているとは感じませんでした。長谷部(誠)、香川も然りで、ビッグスターに頼るチームではありません。コロンビアはハメス・ロドリゲスに依存しているので、そこはかなり違いがあります。日本はスターがいなくても戦えるチームだったと思います」
森保監督は3月シリーズを戦うにあたって、「アジアカップで主力として戦った選手に、新たに加わった選手も交えながらメンバーを編成して戦いたい」と“融合”によるベースアップをテーマに掲げていたが、ゴンサレス・テラン氏の目にも日本は順調に道を歩んでいるように見えたという。
「日本に大きな問題があるようには見えませんでした。非常に順調なプロセスにあって、世代交代も進んでいると思います。試合のスタイルをしっかり持っているので、コパ・アメリカでも良いパフォーマンスを見せてくれるでしょう」
6月のコパ・アメリカでは、グループこそ異なるが、勝ち上がれば準決勝以降で再戦の可能性がある日本とコロンビア。約3カ月間で底上げを図り、今回のリベンジを果たしたいところだ。