「前半の出来は勝利に値」 森保J、コロンビア人記者が「ベスト」と称えた3人は?
ハメスに自由を与えない中盤での激しいプレスを評価「日本の最も良い部分だった」
森保一監督率いる日本代表は、22日のキリンチャレジカップでコロンビアに0-1で敗れた。エースFW大迫勇也(ブレーメン)不在の1トップ、MF香川真司(ベジクタシュ)がロシア・ワールドカップ(W杯)以来の代表復帰を果たしたなかでの“2列目トリオ”の継続起用など、様々なポイントがあったなかで、南米の雄コロンビアのメディアに森保ジャパンはどのように映ったのか。
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日本は開始直後にコロンビアFWラダメル・ファルカオ(モナコ)にクロスバー直撃の一撃を放たれたものの、以降はリズムを取り戻す。前半24分にMF堂安律(フローニンゲン)から右サイドのDF室屋成(FC東京)に展開してゴール前にクロスを上げるスピーディーな攻撃を仕掛ければ、同37分にはMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)が絶妙なクロスで決定機を作り、A代表デビューとなったFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)のヘディングシュートを引き出した。
「日本は非常に良いテクニックを持っていて、戦術的にも素晴らしかったと思います。ボールを持った時のプレーが良かったし、ウイングの使い方も上手かったです」
こう評価するのは、スポーツ専門テレビ局「ESPN」ラテンアメリカ版でレポーターを務めるコロンビア人スポーツジャーナリストのジュリエット・ゴンサレス・テラン氏だ。10番を背負うエースのMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)に自由を与えない守備も効果的だったと話す。
「コロンビアがボールを持つと脅威になることが分かっていたから、中盤でも非常に集中していてプレスも激しかった。それが日本の最も良い部分でした。日本は非常に良いチームだったし、前半の出来は勝利に値していたと思います」
後半にFWドゥバン・サパタ(アタランタ)が途中出場したことで流れがコロンビアに傾き、同18分にはDF冨安健洋(シント=トロイデン)がPKを献上。ファルカオにゴールを決められて0-1で敗れる結果となったが、ゴンサレス・テラン氏は“印象に残った選手”に迷わず2列目トリオの3人を挙げた。