「なぜ日本は…」 札幌助っ人がコロンビア戦の森保Jに持論「ファンは興奮するものが見たい」

コンサドーレ札幌FWジェイ【写真:Getty Images】
コンサドーレ札幌FWジェイ【写真:Getty Images】

コロンビアに0-1で惜敗した日本 ジェイは「ポゼッションサッカーを導入するべき」と提言

 日本代表は22日、キリンチャレンジカップでコロンビア代表と対戦し、0-1で敗れた。試合を通してボールを保持したコロンビアに対し、日本も鋭い攻撃を繰り出して応戦する展開となったが、北海道コンサドーレ札幌の元イングランド代表FWジェイ・ボスロイドは日本が見せた戦いぶりに持論を述べている。

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 森保一監督率いる日本は、1トップに初招集のFW鈴木武蔵(札幌)が配置され、2列目には左からMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)と“三銃士”が並んだ。その一方で、昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)以来の代表復帰を果たしたMF香川真司(ベジクタシュ)はベンチスタート。対するコロンビアは、エースFWラダメル・ファルカオ(ASモナコ)、MFハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)、DFダビンソン・サンチェス(トットナム)らトップクラスの実力者が先発に名を連ねた。

 序盤から互いにチャンスを作り出すもネットを揺らせず、スコアレスで前半を折り返す。試合が動いたのは後半18分、途中出場のFWドゥバン・サパタ(アタランタ)のシュートに反応したDF冨安健洋(シント=トロイデン)のブロックがハンドの判定を取られ、コロンビアがPKを獲得。これをファルカオが決めて決勝点を奪った。

 強豪コロンビアに内容で善戦した日本だが、ポゼッション率ではコロンビアが「56.8%」だったのに対して、日本は「43.2%」と下回った。相手にボールを保持される時間が長くなった日本は、結果的にカウンターがベースとなったが、この日の戦いぶりを見ていた札幌のジェイは、自身の公式ツイッターで森保ジャパンに対して持論を述べている。

「なぜ日本はカウンター攻撃のフットボールを見せるのか? 個人的に、このチームにそのスタイルは合っていないと感じる。日本は、コンサドーレや川崎(フロンターレ)、(横浜F・)マリノス、鹿島(アントラーズ)、その他の多くのJリーグクラブのようにポゼッションサッカーを導入するべきだ。ファンは興奮するものが見たいんだ」

 この日は技術に長けた選手たちが揃うコロンビアが相手だったこともあり、日本は苦しい戦いを強いられたが、ジェイは強豪国との対戦でもボールを丁寧に扱う日本人選手の特色を貫くべきであると主張したいようだ。

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