香川真司、ロシアW杯以来の“10番”で代表戦出場も無念 「負けたので非常に悔しい」

日本代表MF香川真司【写真:Noriko NAGANO】
日本代表MF香川真司【写真:Noriko NAGANO】

コロンビア戦後半20分からトップ下で出場、周囲との連係はスムーズもゴールには至らず

 日本代表MF香川真司(ベジクタシュ)は、22日に日産スタジアムで行われた国際親善試合コロンビア戦で、後半20分から途中出場。昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)以来の出場となったが、直前に奪われたゴールによるビハインドを取り返せないまま0-1で敗れた。

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 香川は森保一監督が率いる代表チームで初選出。後半19分、相手のエースFWラダメル・ファルカオにPKを決められて先制を許したなか、直後の同20分に10番を再び託された男がピッチに立った。初選出のFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)に代わりトップ下で投入されたが、チームはゴールを奪えないまま敗れている。久々の代表出場となった香川だが、試合後に笑顔はなく、厳しい言葉を口にした。

「結果、負けたので非常に悔しいです。この新しい体制になって初めて試合をしたので非常に結果がほしかったですが、次にしっかり取れるように今日出た課題を生かしてやっていくだけです」

 香川はトップ下から中盤に下がってのサイドチェンジを効果的に送り、ペナルティーエリア内でボールを受けるシーンも作り出すなど、周囲との連係面はスムーズだった。しかし、最終的にシュートに持ち込む局面ではコロンビアの最終ラインに体を寄せられ、決定機を迎えるには至らなかった。

 この後、日本は26日に神戸でボリビアと対戦する。中3日での連戦になるが、香川は「今日の課題を次までに修正して、次はしっかりと勝ちたいと思います」と、勝利を誓った。

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