選手コールで一番の声援を受けた香川、ハーフタイムに精力的にアップ 後半出場なるか
ロシアW杯以来となる招集で10番、試合前には一番の声援が送られる
日本代表は22日にキリンチャレンジカップ・コロンビア戦に臨み、ロシア・ワールドカップ(W杯)以来となる代表復帰を果たしたMF香川真司(ベジクタシュ)はベンチスタートとなった。ハーフタイムのウォーミングアップでは、寒風の吹くなかで精力的に体を動かした。“帰ってきた10番”にスタンドからも視線が送られた。
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森保一監督は3月シリーズでエースのFW大迫勇也(ブレーメン)、両サイドバックの主力であるDF長友佑都(ガラタサライ)とDF酒井宏樹(マルセイユ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、MF原口元気(ハノーファー)の招集を見送った。
ロシアW杯以来の復帰となった香川をはじめ、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)、FW鎌田大地(シント=トロイデン)、MF橋本拳人(FC東京/守田英正の代替招集)、DF安西幸輝(鹿島アントラーズ)、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)をA代表初招集。18日から国内合宿をスタートし、「ベースアップ」をテーマに調整を進めてきた。
香川は合宿初日に取材に応じた際、「個人的には初めて呼ばれて、また新たなスタート。気持ちは引き締まっているし、メンバーも雰囲気も変わったと感じるので、新鮮さもある。長谷部(誠)さんや(本田)圭佑が抜けて、まだ4年間あるので、成長しながら良いチームを作り上げていきたい」と新体制初参加への意気込みを語っていた。
そんななか、今シリーズで「10番」を託された香川はコロンビア戦でベンチスタート。MF乾貴士(アラベス)とともにベンチから戦況を見守り、ハーフタイムでは寒さを吹き飛ばすようにパス回しなどで意識的に体を動かしていた。
試合開始前の選手紹介では、一番大きな声援を浴びていた香川。A代表通算96試合目の出場は、0-0で折り返した後半に巡ってくるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)