「アーセナルファンだった少年は…」 バイエルンDFが将来的な移籍の可能性に言及
アラバがリーガとプレミアへの関心を明かす一方、「ミュンヘンでハッピー」と強調
バイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFダビド・アラバが、将来的な移籍の可能性を示唆した。また、少年時代はアーセナルファンだったとも語り、プレミアリーグやリーガ・エスパニョーラへの関心も明かしている。
2008年にオーストリア・ウィーンからバイエルンのユースチームに加わったアラバ。11年1月からホッフェンハイムへの半年間の期限付き移籍を経て復帰し、11-12シーズン以降はチームの主軸として定着した。13年から16年までバイエルンを率いたジョゼップ・グアルディオラ監督が浸透させた“偽サイドバック”の先駆者とも言える選手で、戦術理解度の高いユーティリティー選手としてバイエルンに欠かせない存在となっている。
そんなアラバは21年までバイエルンと契約を結ぶが、移籍の可能性を否定していない。ドイツ紙「ビルト」に対し、バイエルンでのプレーに満足していると強調したうえで、将来的には何が起こるか分からないと語った。
「何かほかのことに挑戦する自分を想像できるよ。バイエルンは本当に快適な場所だけどね。毎年、新しいチャレンジ、新しい目標がある。そこには当然プレッシャーもある。ミュンヘンでハッピーだが、もちろん別の場所に向かうことも想像できる」
アラバは興味深いリーグとして「スペインとイングランド」を挙げた。「スペインには2つのビッグクラブがある。レアル・マドリードとバルセロナだ。(イングランドにも)複数のビッグクラブがある」と語っており、競争の熾烈な2つのリーグに関心を持っているようだ。
また、アラバは少年時代にアーセナルファンだったことも明かした。「そうだね。アーセナルファンだった少年は、生涯ファンであり続けるだろうね」と話し、アーセナルへの思い入れは失っていないとした。
プレミアリーグへの興味も認めたアラバだけに、いつかはアーセナル移籍というシナリオも頭の片隅で思い描いているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)