「僕はここで幸せではない」 バイエルン21歳MFが出場機会を求めて移籍を示唆
ポルトガル代表MFレナト・サンチェスが不満 「将来について考えないといけない」
バイエルン・ミュンヘンはドイツ最大のクラブチームであり、サッカー選手であれば誰もが加入を夢見る世界有数のメガ・クラブだ。だが、同クラブに所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェスは、ドイツ誌「キッカー」に対して、「僕はここで幸せではない」と不満を口にして、チームを去る考えがあることを明らかにした。
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昨年の秋まではポルトガル代表に招集されていたサンチェスだが、バイエルンで出場機会を失い、現在は同国代表からも招集されていない。2016年の欧州選手権でポルトガルの初制覇に大きく貢献し、大会の最優秀ヤングプレーヤー賞を受賞した逸材は、21年6月までバイエルンとの契約を残している。だが、今夏にもニコ・コバチ監督が率いるクラブを離れることを考えているという。
「僕はここで幸せではない。最大限の努力はしているけど、プレーすることを許されていないんだ」と、サンチェスは言う。そして「自分にとって何がベストか考えないといけない。僕はもっとプレーしたい。もしかしたら違うクラブで、ということになるかもしれない。将来について考えないといけない」とも語っている。
昨シーズン、レンタル先のスウォンジーでもリーグ戦12試合の出場にとどまっていたサンチェスは、2019年に入ってからわずか5試合しか公式戦に出場していない。しかも、そのすべてが試合終盤での途中出場であり、最も長く出場したのが第25節ヴォルフスブルク戦の16分では、不満が募るのも無理はないかもしれない。
すでにバイエルンはUEFAチャンピオンズリーグで敗退しており、ブンデスリーガ制覇を目指して一丸となる必要がある。ドルトムントと同勝ち点で並び、得失点差で首位に立っているチームに、21歳MFの不満が影響を及ぼすことはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)