元ユーベGK、CLで痛恨ミスのPSGブッフォンに苦言 「引退すべき時期が来た」
「41歳の選手に多くのことを期待することは…」 OBタッコーニ氏が引退勧告
かつてユベントスで活躍した元イタリア代表GKステファノ・タッコーニ氏が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16、マンチェスター・ユナイテッドとの第2戦でファンブルから勝ち越しゴールを献上してしまったパリ・サンジェルマン(PSG)の元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンについて、「引退すべきだ」と述べている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
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ブッフォンは現地時間6日、ホームでの第2戦に先発フル出場するも3失点を喫し、チームは1-3で敗戦。合計スコア3-3ながらアウェーゴールの差で敗退を余儀なくされた。
PSGは敵地での第1戦を2-0で制し、有利な状況でユナイテッドをホームに迎えたが、前半2分にドイツ代表DFティロ・ケーラーのバックパスを相手FWロメル・ルカクにかっさらわれると、飛び出したブッフォンもかわされ、無人のゴールに先制点を決められてしまう。同12分にスペイン代表DFフアン・ベルナトが同点ゴールを奪うものの、1-1で迎えた同30分、手痛いミスから2失点目を許すことになる。
左サイドから中央に切り込んだユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードに約28メートルの距離から強烈なミドルシュートを放たれると、鋭い弾道となったブレ球をブッフォンはキャッチし損ねてしまう。そこに素早く詰めたルカクに、勝ち越しゴールを奪われることになった。
最終的に後半アディショナルタイム、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でのハンド判定により与えてしまったPKをラッシュフォードに決められ、土壇場で逆転負けという悲劇を味わったPSG。昨夏に加入したブッフォンは、その圧倒的な経験値で悲願の欧州制覇へ導くことが期待されたが、思わぬ形でそれを裏切ることになってしまったようだ。
タッコーニ氏は、イタリアのラジオ局「ラジオ・ドゥエ」で「CLでの彼のミスは、おそらく彼が引退すべき時期が来たことを示している。41歳の選手に多くのことを期待することはできない」とコメント。代表やクラブで数々のタイトル獲得に貢献してきた名手ブッフォンだが、同じGKとしてユベントスで一時代を築いたタッコーニ氏の目には、キャリアの終焉が近づいていると映っているようだ。
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